賃料(家賃・地代)の値上げ
最近は、賃料の値上げの相談が多いです。
昨日は、午前中に、地代を3倍近く値上げするという裁判の反論書を書き、午後は、家賃を約2割上げると言われて困っているという相談を受けていました。
米が2倍になるのもつらいですが、必要費の住居費が3倍や2割アップも厳しいですね。
賃料の値上げについて、貸してもらっている立場だし、なら貸さない、出て行け!と言われたら困るから、言われたら、従うしかないと思っている方も多いと思います。
しかし、大家や地主の言うままに、値上げに応じる必要はありません。
それは、借地借家法(旧借家法・旧借地法)という法律があり、弱い立場の借主を法律が守ってくれているので、値上げを断っても、それだけで、追い出されることはありません。
ただ、このご時世ですから、家賃の値上げも認められることもあります。
認められるかは、ケースバイケースです。
大幅な値上げを要求されたら、ご相談をお勧めします。